ある平日の午後、外線の電話が鳴り出てみると、相手は外国人の方でした。
対応したスタッフはインドネシアのバリ島への留学経験がありますが、まだまだ日常会話もおぼつかないようなレベル。
それでもお客様が話している単語をなんとか聞き取ろうと受話器に集中すると、
「reservasion」という単語を聞き取ることがことができました。
どうやら1週間ほど先の予約をしたいようです。
ここでスタッフにふと疑問が湧きました。
「お客様はラブホテルとわかって問い合わせをしてくれているのだろうか。。。」
ラブホテルは日本独自の文化のようで、海外メディアでもたまに「不思議の国ニッポンの文化」として
紹介されているようです。
近年では、若い外国人観光客が宿泊に利用することも少なくないと聞きます。
でも今のコロナ渦では外国人観光客はほとんどいないでしょうし、
ここ横須賀にいらっしゃるとすればアメリカ軍関係者の方?
そんなことを考えながらお客様の質問になんとか回答したそうです。
また別の日には昼間に徒歩で来店いただいたお客様がチェックインしてすぐに精算ボタンを押されたので
お部屋のほうへ様子を見に行ってみると、モンゴル人のカップルのお客様でした。
簡単な日本語は話せるようですが、休憩料金を先払いだと思ったようでした。
後払いである旨を説明し、休憩後無事に清算を終えていただけました。
そういった外国人のお客様のために精算機の表示やインフォメーションの多言語化がますます必要になってくると感じました。